2023J1リーグ第6節 vs湘南ベルマーレ 〜守備完全崩壊、切り替えて次の試合に繋げるしかない〜

ガンバ大阪

気になった点

4月1日アウェイでの湘南戦、ここまでルヴァンカップでの勝利はあるものの、リーグ戦では未勝利の中、是非とも初勝利を掴み取りたい試合であった。

試合は0-4での大敗。守備陣の連携ミスから失点。そこから前半のうちに4失点と守備が完全に崩壊し後半の無失点なものの得点はジェバリの1点のみで試合終了。初勝利お預けどころか、非常に不甲斐ない試合であった。

①大敗はしたものの前半の内容には向上が伺える
②ジェバリはレベチの可能性
③宇佐美復帰後のスタメン選考はどうなる?

①大敗はしたものの前半の内容には向上が伺える

ここまで試合で攻撃の仕方はある程度見えてきていた。それもビルドアップの形を作るというよりは潔く後方からのビルドアップは諦め、SHが落ちてきて相手SBを釣り出したところに武蔵が走り込む、また中盤の個人技・デュエルの部分で勝利して局面を打開するということで攻撃の起点を作っていた。

ただこの試合は湘南のプレスのかけ方と相性が良かったのか、少し意図する形が見えたような気がした。GK、DFラインが開いてスペースをあけ、そこから良いタイミングで落ちてきた武蔵や石毛に縦パスを当てて、その落としをダワンや山本、アラーノが受けて展開という場面が多かった。狙って作った形かはここからの数試合またみていかないといけないが、今シーズン初めて良い形が見えたこの試合前半であった。

②ジェバリはレベチの可能性

後半から武蔵に変わってジェバリが投入された。今シーズンなかなかコンディンションが整わず思うように試合に出ることができていなかったが、出た試合では活躍の可能性のあるプレーを見せていた。

この試合当然得点をとった場面もすごいが、やはり足元の技術が高く、ビルドアップの起点になることができたり、何より前線でボールが収まるので不要なカウンターを受ける場面も少なくなりかなりチームとして助かっている印象があった。本当に技術が高く、ここ数シーズン、今シーズンの武蔵も含めて、電柱系(?)FWばかりで、まともに収められるFWを見れるのも久しぶりだったが、これまでのFWと比べてもものが違う感じがぷんぷんしている。

このままコンディションを維持してぜひ前半から出場、そして得点・活躍を見せてほしい。

③宇佐美復帰後のスタメン選考はどうなる?

ジェバリが本調子であればCFはジェバリで確定。

DF三浦、半田、黒川、これまたコンディションが良ければMFのネタラヴィ、ダワン、そしてMF・WGいずれでも使えるがアラーノは当確と思われる。

GKは谷、東口のどちらかだが、今回の敗戦をバネに活躍して欲しい谷が継続でスタメンとなる可能性が高いか。CBはクォン・ギョンウォンが復帰すれば起用されるのか、江川継続か、はたまた福岡抜擢か。

問題はMFより前。WG一枠とWGか中盤のどちらか。
宇佐美はぜひとも使いたいが、以前の降りてきて攻撃を停滞させてしまうだけの宇佐美であれば、他に控えている中で好調な選手もいるので宇佐美といえども先発は当確でないかもしれない。
W山本、杉山、福田、山見、復帰すれば中村仁郎も控えている。

少しでも結果がついてくると、かなり層が厚くなってきているので順位浮上も期待できそうである。

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