2023J1リーグ第8節 vs京都サンガFC 〜また恩返し弾、またミスからの失点、また終盤の失点〜

ガンバ大阪

前節川崎戦でようやく勝利を掴み取り、ここからの浮上を期待した中での試合であったが、試合終盤のミスがらみでの失点で敗戦。

ボトム3から抜け出せないまま中盤戦に入らないように、次節最下位横浜FCとの試合では勝利は必須となる。

気になった点

①試合終盤の失点に目は行くが、、
②難しい控えメンバーの起用法
③仕掛けられるWGの少なさ

①試合終盤の失点に目は行くが、、

終盤の失点、ミスがらみの失点が繰り返される状態にはとてもうんざりするし、サポーターのいらいらもつのるばかりだが、気にしないといけないポイントは別のところにあると思われる。

これは以前から感じてきたところだが、ガンバはどこか序盤から貪欲に得点をとりにいく姿勢がなく、また勝ち越し点を奪ったり早めの時間に同点に追いついたりした場合にも手を緩めてしまって流れを掴みきれないということが多すぎるように感じる。
これは強かった時からの問題点ではあるが、やはりガンバの不調はメンタルによるところが大きいと思う。明らかに動き出しが少なくなり、その分畳み掛けれずに最小得点差か同点で進み、終盤に失点してそこだけが目立ってしまう。

1試合の中で見てもこのようなことは起こっているが、視野を広げてシーズンで見ても、昔からスロースターターと呼ばれているのもこういう理由があると思っている。

ここ最近の低迷にかなりの根深さを感じざるを得ないのはこの部分が非常に大きい。
戦術面では昨シーズンまでよりは意図が見えるという意味では向上しているようだが、根本的なガンバの中に根付いている問題点は今シーズンも改善されないのか。

圧倒的なリーダーシップ、背中で引っ張れるようなキャプテンや監督が必要なのかもしれない。

②難しい控えメンバーの起用法

この試合も選手交代で流れが引き込めず、むしろ流れを悪くしていた。
この次の項目でも挙げるが、交代で流れを変えられるようなメンバーが少なくともベンチ入りできていない。

そういう状況であるならば、スタメン選びから考え直した方が良いかもしれないが、なかなかそうもいかない。

やはり序盤から差をつけていくしかないのか。

③仕掛けられるWGの少なさ

奪った後の攻撃の速さがなく、一度下げてセットされたところから攻めることが多いので仕方ないのかもしれないが、サイドにボールが渡った時に停滞感がある。アラーノはスタミナや推進力があり非常にチーム力向上に寄与しているが、仕掛けて抜くタイプではない。杉山も最近キレが上がっているように見えるが、1vs1で明らかに優位に立てているわけではない。福田もスペースがあれば抜けるが、ムラがある。あとは山見や中村仁郎がいるがまだスケールの小ささが目立つ。

このポジションが、今後の補強ポイントになっていくと思われる。

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