5月6日、アウェイで名古屋戦が行われた。立て直しが期待されたGWの3連戦だったが、2連敗で最後の名古屋戦に。
内容的には何も向上がなく期待感は全くないが、1枠しかない降格圏、というより最下位が近づいてきており、本当にそろそろ勝っておきたい試合であった。
試合前、アップ時には応援のボイコットがあった模様。試合開始後は応援は行われたみたいだが、不穏な空気のまま試合開始。
この試合も有効なせめてもなく、ビルドアップは意図が見えず、攻撃の局面ではやはりプレー選択の稚拙さと精度の悪さが目立った。後半にクロスを押し込まれて失点し、そのまま得点を挙げられることなく試合終了。
GWは3連敗で終了。最下位横浜も迫ってきた。
気になった点
①どこまで引っ張るかポヤトス監督
内容、課題に関してはここ数試合の記事で詳しく書いてきた通りで、この試合も全く改善されないまま90分が終了した。
さすがに擁護できないという意見も増えてきたが、まだ体感では半分以上の人が継続を希望している。
この現状を見て何が期待できるのか。多くはまた引いて守るサッカーに逆戻りするのは嫌だという意見だが、現実的に現在のサッカーは攻撃的サッカー、自分たちが主導権を握るサッカーからは程遠い。まだしっかりと戦術的に構築された守備的なサッカーと切れ味のあるカウンターサッカーで勝つ方がよっぽど魅力的だ。また、新しい監督が必ずしも勝ち点を積み上げるために守備的な考えを持っている人を選ばないといけないわけではない。それこそ降格枠1チームでまだ前半1/3なので攻撃的なサッカーを志向する監督でチャレンジしても良い。
確かに今の強い横浜FMを築いたポステコグルー一年目や、ガンバであれば長谷川監督の昇格シーズンの序盤のように盛り返してタイトル獲得に繋げるパターンもあり、それを夢見ているのであろうが、今のチームは理想とするサッカーも見えず、積み上げもないように思える。
前回から言っているが、私自身西野監督時代のサッカーが大好きで、攻撃サッカーで勝つところを見たいし、監督を早く解任しろと言っているのではない。
今見せ続けられているサッカーで、何の期待ができるのか。
偉そうなことは言える立場ではないが、断固として今の体制継続のみを願っている人達のサッカー観戦力には疑問を抱かざるを得ない。
ひとまず次節。相手はACLを獲った浦和。
久しぶりの現地観戦、尚且つ私も学会があり関東に行く予定があるので、初めての埼玉スタジアム2002参戦ということで是非とも勝ち試合を見せてほしい。
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