5月28日アウェイでのアルビレックス新潟戦が行われた。
前節連合の応援拒否、サポーターと選手・監督との話し合い、そのことへの他サポーターのブーイングなど色々なことが起こった。
1週間あけてチームがどのような戦いを見せるのか。注目された一戦であった。
試合は開始早々の倉田の得点。その後前半のうちに追加点を挙げるが、後半開始早々に失点。それでもこの試合は追加点を上げることができ、8試合ぶりの勝利。
まだ最下位だが、この勝利をきっかけに浮上を期待したい。
気になった点
①手放しで喜んで良いのか
もちろん久しぶりの勝利。3得点も見ることができて、さらに選手の勝利への気持ちも見られたので十分満足できたし、嬉しい試合だった。
ただ、SNS上で手放しで賞賛されていることに対してはどうかと思う。ポヤトス監督のチームを我慢してみてきてよかった、やっと結果が出てきたという意見、あるいは今は守備的な戦いでもいいから勝利できたのがよかったという意見が見られるが、正直そういった意見に対しては疑問を抱かざるを得ない。
前者に対しては、今日のサッカーが本当にポヤトス監督が志向しているサッカーだったのか、そういった意見を言っている人にとっての良いサッカーだったのか、思ってしまう。
ほとんど相手にペースを握られこちらはビルドアップができないばかりか放棄した戦い方。守備はうまくできていると言っている人もいるが、昨年の松田監督時代の構築されたブロックでの守備には程遠い、ゆるい守備で攻められるとバイタルで自由にさせていることも目立っていた。
後者に関して言うと、そもそもその戦い方をするのであれば他の監督でよく、そうしていればもっと早くから結果が出ていたであろう。
批判を受けるかもしれないが、ガンバ大阪のここ何年もの不振と合わせて、サポーターのサッカーを見る目も乏しいと言わざるを得ない。以前から感じていたことだが、今シーズンのポヤトス監督擁護派のサポーターの数を見てそれがはっきりしたと思う。
無闇に監督をかえろと言うことに対しいては否定的だが、さすがに現状を評価することはできない。
今日の勝利に関しては個人的には手放しでは喜べない。壮大な手のひら返し、土下座をさせられることを期待してはいるので、今後のチームの動向を見守りたい。
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