7月1日アウェイでの横浜FC戦が行われた。リーグ4連勝の中で迎えたこの試合。
現在下位に沈み、引き分けには終わったものの不調なガンバの前半戦では唯一圧倒できた相手。これまでの流れを崩さないように勝利が欲しい一戦であった。
好調のチームにさらにジェバリ、ネタラヴィが復帰し、相手のチーム力と現在のガンバのコンディションからは勝利を強く期待されながらも、停滞感のある、どこか前半戦に戻ったような試合内容でスコアレスドロー。
連勝がストップ、ここで調子を落とさないためにも次節の勝利が望まれる。
気になった点
①アンカーの人選 山本悠樹の適正ポジション
ここ数試合の好調の要因となったアンカー山本がネタラヴィの復帰により変更となった。ネタラヴィの離脱以前から少しずつ内容は改善していたので、アンカーのビルドアップへの関わりなど戦術面の改善があったものと思っていたが、この試合は前半戦の悪い時のガンバに戻ってしまっていた。
個人的には山本はアンカーにいて前向きでボール多く絡むことで良さが生きると思う。もちろん技術があるので前線でも他選手よりは計算できるが、それでも後向きで受けるポジションであれば軽いプレーが目立ってしまう。
しかし、ネタラヴィの存在は大きい。序盤では中盤でネタラヴィが1枚はがすことが戦術なるほどに依存していたことからも適正ポジションで起用したい。本人のプレーぶりを見ると山本同様に前向きにボールを持つことを好むように見えるのでなかなか起用が難しいのであろう。ビルドアップに適度に山本が降りてきて絡むことも有効であるだろうし、あまりCBからボールを受けない(ようにしている?)ネタラヴィにも積極的にボールを受けるようにしてもらうか、少しの変化でよく回るようになると思われる。
守備→攻撃時の動きだしは間違いなく増えていて、あともう少しプレー精度を上げて、上にあげたような点を改善すればさらにチーム力は向上していくと期待している。
中盤の選手起用、ポジション配置など今後も注目したい。
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