J1リーグ第12節vsヴィッセル神戸 〜久しぶりの勝利!〜

ガンバ大阪

J1リーグ第12節 vsヴィッセル神戸 振り返り

5/8GW最終日、ホームパナスタでJ1リーグ第12節ヴィッセル神戸戦、「阪神ダービー」が行われた。

スタメンはCBはクォン・ギョンウォンと昌子、サイドバックを右柳澤、左黒川。ボランチは前節同様奥野とダワン、サイドに小野瀬と福田。前線はこの試合はパトリックが先発で、中村は前節から引き続きの先発出場となった。

序盤から、ここまで最下位と低迷している神戸に対して比較的ボールを支配し優勢に試合を進めることができた。相手の中盤での強度の弱さもあったが、この試合は球際でも勝てているシーンが多かった。いくつかチャンスがあるも決めきれない展開だったが、34分抜け出したパトリックを後ろから倒した菊池が一発レッドで退場。前半から数的優位となった。

その後大迫や武藤などの個人技で数度ピンチは迎えるも、概ねガンバペースで試合は進んだ。それでも得点を奪えず前半は0-0で終了。

後半も押し込む展開も得点を奪えず時間が経過していたが、81分にセットプレーからクォン・ギョンウォンが待望のゴールを挙げる。その後も優勢に試合を進め、後半ATにカウンターから途中出場のウェリントン・シウバが見事なゴールを決め2点目。このまま試合終了し2-0と勝利した。

4/2名古屋戦以来の勝利で順位を12位へと上げた。

久しぶりの勝利!

前にも示したが、4/2名古屋戦以来7試合ぶりの勝利であった。

ここ最近の記事でも書いていたが、けが人も多く単純な戦力差で押し込まれる展開でなんとか耐えての引き分けや、耐えきれずの敗戦が続いていた。こういう状況は現在の戦力では致し方ないと考えている。

今回の試合でも、10人となってからもなかなか得点を奪いきれなかった。そうした中でもなんとか後半終盤に、チームとして崩したものではないが、2得点挙げて勝利し、勝ち点を積み上げることができたのはかなり大きなことである。

このようにして勝ち点を積み上げて宇佐美、東口の復帰を待ちたい。

若手選手の底上げ、など

なんとか主力の復帰まで可能な範囲で勝ち点を積み上げ、降格だけは回避したいという現在の状況の中で、不幸中の幸いと言っても良いのが若手選手の台頭、成長である。

ここ最近のガンバは優秀なユース選手、生え抜きの高卒・大卒の選手がいるにもかかわらず、外国人選手含め主力に食い込めず成長が停滞して、いずれはローンからの退団というケースが多い。食野、堂安、中村(敬)など目立った活躍をすればすぐに海外というパターンも多く、なかなかトップチームの主力として活躍する選手が少なかった。

今シーズンは奥野、黒川、山見、中村、坂本など若手選手がトップチームにおいて戦力となってきている。中村に関しては、もはやチームの中心選手となっている。

さらには、L・ペレイラやウェリントン・シウバなどのこれまで調子の上がってこなかった外国人選手や、昌子など怪我でコンディションの悪かった選手も、復調し良いプレーを見せ始めている。

加えて、ここ数年の絶望的な試合内容からも改善が見られている。

このように戦力的に厳しく我慢が必要な状況の中で、必ずしも暗い話題だけではなく、戦力の底上げや戦術の整備ができてきていることはプラス材料である。

宇佐美、東口、倉田などの戦力が帰ってきた後に期待しつつ、若手の成長を楽しみにしながら今後の試合を見ていきたい。

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