J1リーグ第24節vsアビスパ福岡 〜連勝!、ついに声出し応援解禁〜

ガンバ大阪

J1リーグ第24節 vsアビスパ福岡 振り返り

8月31日、福岡のコロナ感染発生により延期となっていた、アウェイでのアビスパ福岡戦が行われた。この日は声出し応援適用試合に指定されており、ガンバ大阪にとっては初の声出し可能となる試合であった。

サポーターが心待ちにしていた試合は、アウェイ、また延期された試合にもかかわらず多くのサポーターが参戦し、これまでの鬱憤を晴らすように声援を送っていた。

肝心の試合に関しては、フォーメーションは変更なく4-4-2で、スタメンはGK東口、DF高尾、三浦、クォンギョンウォン、黒川、MF斎藤、奥野、ファンアラーノ、食野、FWパトリック、鈴木。変更点は出場停止のダワンに代わり奥野、L・ペレイラに代わり鈴木武蔵。

試合開始。お互いに同じような意図をもった入り。ある程度引いた4-4-2のブロックを作った守備と、外国人選手を中心とした前線の個人技を使ったカウンターによる攻撃。時間によってポゼッションが優勢のチームが入れ替わったが、お互いに明らかな崩しの形はなく、ライン間で受けて試合を作ったり決定的な仕事ができる選手はおらず。どちらかというと福岡の方が攻撃の形は見えているものの、どちらのチームも得点を決められないまま前半終了。

後半も同じような展開だったが、徐々にオープンな展開になって、前線の個人技にややまさる福岡が数回チャンスを迎えるも決めきれず。引き分け濃厚かと思われた後半AT、カウンターから山本が起点となり、ボールは左サイド、久しぶりの出場のウェリントンシウバへ。相手を抜き切らずにあげたクロスをパトリックが決め、待望の先制点をあげる。そのまま試合終了し劇的な勝利となった。

これで消化試合にばらつきはあるものの13位まで順位をあげた。

松田新監督に交代後、初戦は大敗を喫したが、その後順位の近い名古屋と今節の福岡に勝利し2勝1敗。これまでの成績を考えると、解任ブーストといってよい結果で上昇気流に乗ったか(解任ブーストについてはこちら)。

次節中2日鳥栖戦も勝利に期待したい。

気になった点

①久しぶりの声出し応援
②今の戦術が、上位陣相手に通用するか
③来シーズン以降このまま残留争い常連にならないか
④なぜか憎めないL・ペレイラ

①久しぶりの声出し応援

この試合は声出し応援適用試合に指定されていた。元々ガンバサポーターの応援の声はとても大きいが、この試合は特に大きかった。DAZN放送で見ていてもアウェイのガンバサポーターの声の方がよく聞こえていたくらい。
今回の勝利に少ない影響を与えていると思う。得点・勝利後のパトリックの新チャントも披露された。
次回は10/1の柏戦。ホームでもあるので、是非とも参戦した大きな声でチャントを叫びたい。

②今の戦術が、上位陣相手に通用するか

ここ2試合うまく戦術がはまり無失点で2連勝。両試合を見ているとお世辞にも強い相手とは言えなかった。こういう相手との試合を落とさないことは非常に重要なので全く今の戦術が悪いとは言わないが、まだ強い相手との試合は不安が残る。
広島戦のように先制しても地力の差で押し込まれて耐えきれずに失点という展開は容易に想定される。
試合の流れはそれでも仕方ないが、少しずつ戻ってくる怪我明け選手が前線で時間を作って守備の時間を短くしたり、守備陣になんとか耐えてもらって勝ち点1でもいいから拾う、というような形を期待したい。

③来シーズン以降このまま残留争い常連にならないか

現状調子はやや上向きではあるが、ここ数シーズンの流れは明らかに下位チームのそれである。
残留のために守備的に→限界を感じて攻撃的なチームを目指すも上手くいかず→現実志向で一時的に守備的なチーム作りに。
この流れができてしまっている。今シーズンはなんとか残留。来年以降、本当に先を見据えたチーム作りをし、軌道に乗せて欲しい。

④なぜか憎めないL・ペレイラ

ここまでシーズン内での評価が乱高下する選手も珍しい。
もう出すなとまで言われていた選手で、いまだに不貞腐れたような振る舞いや気分次第のプレーが目立つが、チームが得点をあげたり勝利したりするととても喜んでいる。
どういう心境なのか不明だが、悪い奴ではなさそう。
シュート力だけでなく、結構足元の技術もあるので、乗っていきさえすれば活躍してくれる期待感はある。チームの中心に据えるにはリスクが高すぎるが、、、。
最近はまるで監督のように指示をする場面も見られ、なぜか憎めない。是非とも得点をあげ、気分良くプレーしてほしい。

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