J1リーグ第30節vsヴィッセル神戸 〜また終了直後の失点で敗戦、降格圏内に〜

ガンバ大阪

J1リーグ第30節 vsヴィッセル神戸 振り返り

9月18日、世間ではシルバーウィークに入った中、ガンバにとっては裏天王山と呼んでもよい大一番が行われた。
アウェイでのヴィッセル神戸戦。16位、17位の直接対決で負けた方は残留争いに黄色信号、もはや赤信号が灯ると言ってもよい重要な一戦であった。

スタメンは前節と同じ。主力は固まってきたような印象。
相手ベンチには大迫選手がおり、おそらく途中出場となる福田との対決、リベンジも注目されていた。

試合開始。ガンバここ最近定番となっている4-4-2のブロックを作っての守備からのカウンター。神戸はこのガンバの戦術もあってボールを支配しながら試合を進める。個人能力が高く、前節FC東京戦ほどは中盤・前線で引っ掛けてのショートカウンターができずに押し込まれる展開が続いた。後方で奪ってもプレスをかけられて前線へのロングボールを入れるが、競り合いに勝てないのとセカンドボールを拾えないのとでなかなかマイボールにできない。終始神戸ペースで何度かピンチを迎えるも得点を与えず我慢し、0-0で折り返した。

後半も流れは変わらず。ただ数少ないチャンスの中でガンバが先制する。後半10分。遠藤がいた頃を彷彿とさせるような左サイドの浮き球のスルーパスでの崩しから、L・ペレイラが押し込み得点をあげる。それでも試合自体の流れは変わらず、得点を上げないといけない神戸がギアをあげ、さらに押し込まレル。交代でフレッシュな選手を入れ、守備で走れるようにと、なんとかキープして時間を作る、あわよくば2点目を狙うが、それでも神戸ペースのまま。後半37分、PA内での福田と武藤選手との接触で、一時は相手のファウルの判定だったが、VARでPKに。これを大迫選手に決められ同点。その後、なんとかこのまま引き分けでもと思われたが、後半AT、前線のパスミスを奪われてカウンターを受け、そのまま大迫選手のゴールを奪われ逆転。そのまま1-2で試合終了となった。

この敗戦でガンバは17位に。
残留に向けてかなり厳しい状況となった。

気になった点

①かなり厳しい残留争い
②疑惑のPKはあるが、、
③斎藤とダワンの口論
④やはりあの男に頼らざるを得ないか

①かなり厳しい残留争い

現在の順位確認

11位 札幌 35 29試合
12位 清水 32 30試合
13位 神戸 31 29試合
14位 福岡 31 30試合
15位 湘南 31 29試合
16位 京都 30 29試合
17位 G大阪 29 30試合
18位 磐田 24 29試合

残り4試合で、H柏、A横浜FM、H磐田、A鹿島。

完全に入れ替え戦でも御の字という状態。磐田、柏戦の勝利は必須というような状態。
今から内容の向上は期待できないが、私たちはこういう状況でも応援するしかない。選手の奮闘に期待して、残留を勝ち取りたい。

②疑惑のPKはあるが、

話題になっているこのPKの判定。ここ最近他チームの試合でも疑問視される判定が多く発生している。VARがあってこの状況なのははっきり言ってかなり謎だが、決まってしまったものは仕方がない(今回の判定は到底納得できるものではなかったが、、)。

賛否あるのかもしれないが、内容を見れば完全に負けてもおかしくない試合。
今シーズン見飽きた、終始相手ペース→奇跡的に得点をあげる→それでも押し込まれ続け耐えきれずに失点を重ねて敗戦、の流れ。

これをなんとか凌いで(守備が強かったとか、何か特別なことがあったわけではなく、運と東口のおかげで)勝利して勝ち点を積み上げた宮本監督の2位のシーズンのこともあるので、チームとしての脆さがこうなった大きな要因だが、完全にここ数シーズンの負の遺産が全て出てしまっているのが今シーズン。

体制やチーム作り、チームとしての意識づけ含めて変わるいい機会、変わらないといけないタイミングになるが、それもこれもまずは残留してから。

③斎藤とダワンの口論

今シーズンL・ペレイラと昌子の口論から数えて2回目。決してよいこととは言えないが、これまでのガンバには見られない熱い気持ちがでた行動。翌日には斎藤もコメントを出して謝罪しているし、きっと話し合いがあって和解していると思う。

こういう熱い気持ちを見せてくれる選手の存在は大きい。

チーム生え抜きや在籍が長い選手ではないのは気がかりだが、、、。

④やはりあの男に頼らざるを得ないか

あの男がすでに全体練習に完全合流しているようである。
39番、ガンバ下部組織の最高傑作。

この状況で誰よりも悔しい思いをしているのは彼であると思う。無理をして再燃だけはなんとしても避けたいが、この状況を変えれるのは彼しかいない。

宇佐美選手の気迫あふれるプレー、ゴールでの勝利を期待したい。

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